痛みも治療期間も
「最少の虫歯治療」

- 神経を守る「MTAセメント」
- 抜歯を回避する「エクストリュージョン法」
- オリジナル歯科ドックで「虫歯予防」
「睡眠無痛治療」で痛みの少ない治療が可能です。
「睡眠無痛治療」で痛みの少ない治療が可能です。
虫歯は自然に治らない病気です。
知らない間に症状が進み、痛みだけでなく、歯の健康や生活の質に大きく影響します。
例えばこのような症状はありませんか?
✅冷たいものがしみる・・・
✅ズキズキとした痛みがある・・・
✅歯が茶色に変色している・・・
このような症状がある場合は、虫歯の可能性があります。
症状を感じたら早めに病院で治療しましょう。
当院では、可能な限り患者さんの負担を軽減するために、早くそして痛みの少ない虫歯治療にこだわっています。
治療の痛みに不安を感じている方も安心してご来院ください。
日本歯科学会によると、虫歯は「口腔内の細菌が、私たちが摂取する糖分を養分として生成する酸によって、歯が溶けた状態」とされています。
より専門的に説明すると、この酸が歯の最表層にある「エナメル質」を溶かすことで、虫歯は進行していきます。
虫歯の進行度は、以下の4段階に分類されます。
歯の表面(エナメル質)が白く濁りますが、痛みはありません。
適切なブラッシングやフッ素塗布で治るケースもあります。
歯の表面に小さな黒い点や白濁ができますが、痛みはありません。
軽度であれば、フッ素やシーラントで進行を防ぎます。
進行している場合は詰め物をします。
黒い穴ができ、冷たいものや甘いものがしみます。
虫歯部分を削り、詰め物をします。
ズキズキと強い痛みが出ます。患者さんによっては、何もしなくても痛みを感じる方もいらっしゃいます。
根管治療(歯の神経を除去する治療)を行い、被せ物をします。
歯のほとんどが崩壊している状態です。神経が死んで痛みを感じなくなるが、膿が溜まると腫れや激痛を伴います。
このケースは多くの場合抜歯が必要となり、インプラントやブリッジ、入れ歯治療へと移行します。
虫歯になる原因は患者さんの口腔内の状態によってさまざまですが、次の3つが主な原因となります。
糖分は虫歯菌のエサとなり、分解されることで酸を発生させ、歯を溶かします。
特に甘い飲み物や間食の頻度が高いと、口内が酸性状態になりやすく、虫歯のリスクが上昇します。
プラークが溜まると細菌が増殖し、歯を溶かす酸を発生させます。
歯磨きが不十分だとプラークが除去されず、虫歯のリスクが大幅に上昇します。
唾液は酸を中和し、細菌を洗い流す重要な役割を担っています。
しかし、口呼吸、加齢、ストレス、薬の副作用などが原因で唾液の分泌が減ると、虫歯のリスクが高まります。
虫歯治療は「痛い」「歯を削られる」といったネガティブなイメージをお持ちの方も多いと思います。
当院ではそんな患者様の不安に寄り添った治療を追求。
可能な限り痛みを軽減、抜歯を回避、歯の神経を守る治療をしますので、安心してご来院ください。
当院では「表面麻酔」を使用しています。麻酔注射を打つ前に歯ぐきなどの粘膜に塗布することで感覚を麻痺させ、針を刺す際の痛みを和らげる効果があり、麻酔注射の不快感が軽減されます。
注射の針は細いほど痛みが少ないとされています。当院では、一般的な注射針よりもさらに細い針を使用することで、麻酔時の痛みを軽減しています。
麻酔液を急速に注入すると細胞が膨張し、痛みを感じやすくなります。そこで当院では、一定の速度で麻酔液を注入できる「電動麻酔器」を導入し、麻酔時の痛みや不快感を軽減しています。
歯医者でよく耳にする「キュイ~ン」という音や治療中の振動。この原因はタービンと呼ばれる歯を削る機器によるものです。当院では、タービンの代わりに音や振動の少ない「5倍速コントラ」と呼ばれる機器を使用しています。5倍速コントラの特長は次の通りです。
✅「キュイ~ン」という不快な音が抑えられる
✅振動が少ないため治療時の不快感を軽減し、より精密な処置が可能になる
✅手振れが少なく滑らかに歯を削れるため、治療精度が向上する
歯科治療に対する恐怖心や不安感が強い方には「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」をご提案しています。睡眠無痛治療は、鎮静剤を点滴で投与し、ウトウトと半分眠ったような状態で治療を受けられる方法です。
治療中の音や振動を意識することなく、痛みを感じることもほとんどないため、歯科恐怖症の方にも最適です。全身麻酔のようなリスクもなく安全性の高い治療ですので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
歯の表面には「エナメル質」という硬い層があり、神経を守っています。削り過ぎると神経に近づき、冷たいものや甘いものがしみるようになります。また、削る量が多いほど、歯は弱くなり、ひび割れや破折のリスクが高まります。その結果、最終的には抜歯に至るケースもあるため、当院では歯の削る量を最小限に抑えるために「う蝕検知液」を使用しています。
う蝕検知液は、虫歯の部分を識別するための染色液です。歯に塗ると虫歯に侵された部分だけが赤く染まり、健康な歯と区別しやすくなります。
虫歯が進行すると、抜歯や神経の除去を宣告されることがあります。歯の神経には、しかし、歯の神経は歯に栄養を届ける重要な役割を担っており、神経を除去することで歯の強度が低下し、欠けやすくなるリスクが高まります。
さらに、抜歯をすると噛み合わせや見た目にも影響が出るため、入れ歯やインプラントなどの治療が必要になり、身体的・経済的な負担も大きくなります。こうした事態を防ぐためにも、可能な限り歯を残すことが大切です。
当院では、神経や歯を守ることを最優先にした治療を行い、患者さんの歯の健康を長く維持できるよう努めています。具体的な取り組みについてご紹介します。
当院では歯の神経を保護するために下記の材料を使用しています。
・MTAセメント
・バイオセラミック
・ドックスベストセメント
MTAセメントは、強い密閉性と殺菌作用を持ち、神経の保護や根管治療、歯の内部の穴(穿孔)を塞ぐ際に使用される歯科材料です。
水分と反応して硬化するため、口腔内の湿った環境でも安定し、歯の組織とよく適合するのが特長です。さらに、歯髄(神経)を保護し、再生を促す作用もあるため、神経をできるだけ残す治療にも活用されます。
バイオセラミックはMTAセメントと同様に高い密閉性と抗菌性を持ち、根管の封鎖や神経の保護に適しています。硬化時に膨張することで密閉性を高め、細菌の侵入を防ぐことができるため、再発リスクを軽減できるという特長があります。
「ドックスベストセメント」は、虫歯の進行を抑えつつ歯を削る量を最小限に抑える歯科用セメントです。従来の虫歯治療とは異なり、虫歯部分を完全に除去せずに、セメントの抗菌作用を活かして歯質を再石灰化させることができます。
銅イオンや鉄イオンが含まれており、強い殺菌作用を持つため、虫歯菌の活動を抑えながら、歯の組織を保存できるのが大きな特長です。また、神経を保護する効果もあるため、抜髄を回避できるケースもあります。
歯を失うことは、見た目だけではなく、食事や健康にも大きな影響を及ぼします。一度抜いてしまった歯はどれだけ治療してもの元には戻りません。
「一本の歯には約100万円の価値がある」とも言われるほど、自分の歯を守ることは重要です。当院では、できる限り抜歯を回避し、歯を残すための治療に力を入れています。これから、当院が取り組む具体的な治療法についてご紹介します。
右の画像のように「抜歯しかない」と思われる状態でも、歯を残せる可能性があります。一般的に、虫歯が進行し、歯の根が歯茎の下に埋もれてしまうと、抜歯が必要になることが多いですが、「エクストリュージョン法」という治療法を用いることで、抜歯を回避できる場合があります。
この方法では、埋まったままの歯の根を徐々に引き上げ、被せ物の土台として利用します。自分の歯を活かすため、インプラントや義歯と異なり、アレルギーの心配もなく、違和感の少ない治療が可能です。
「クラウンレングスニング」は、歯茎の中まで進行した虫歯に対して行われる治療です。虫歯が歯茎の中まで進行していると、被せ物(クラウン)をしっかり固定できず、治療の成功率が下がってしまいます。そこで、歯茎をわずかに下げ、歯の根元を露出させることで、被せ物を安定させるのがこの治療法です。クラウンレングスニングを行うことで、被せ物がしっかりとフィットし、虫歯の再発を防ぎながら、見た目や歯茎の健康も維持できます。
当院では虫歯予防のために「リスクの把握」を徹底。
「iTero(アイテロ)5D」によるカリエスチェック、「唾液検査」で虫歯リスクを確認します。
■iTero(アイテロ)5D
お口の中をスキャニングするだけで初期の虫歯を感知することができるため、早期発見、治療が可能になります。
■唾液検査
口腔内の虫歯菌の種類や活動量を具体的に知ることができるため、日頃、どのような点に注意しながらケアを行えばよいか、患者さんに最適な予防プランの立案ができます。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。